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【レポート】映画祭も最終日!「CINEMA FIGHTERS プログラム」では常盤監督のお誕生日を祝福!6/25, 横浜

2017年6月26日

6月1日より始まった映画祭も、いよいよ本日で最終日を迎えました。

Celebrating director Shiro Tokiwa’s birthday at the Cinema Fighters screening. With director Ken Ochiai & the wonderful audience.

11:20-13:10のキッズプログラムには、多くの親子連れのお客様がいらっしゃいました。司会を務めるDJ Johnから、客席に「みんな元気?」と呼びかけると、小さなお子様から「イエーイ」と声があがり、和気あいあいと上映がスタート。

キッズプログラムでは、お子さんから大人まで楽しめるように、映画祭のプログラマーが悩みに悩んで選んだ10作品を上映。ノンダイアローグ(台詞無し)作品が中心ながら、CGアニメーションから手書きアニメ、ストップモーションまで様々なバラエティに富んでおり、場内が笑いの渦に包まれるような作品もありました。

13:30-15:20には「Cinema Fighters プログラム」を上映。LDH JAPAN所属のメジャーアーティストと、河瀨直美監督をはじめとする気鋭の映画監督がコラボした本プログラムには、本日も沢山のお客様がいらっしゃいました。DJ Johnが「John Soul Brothers一代目のJohnです!」と挨拶をすると、客席からはくすくすと笑い声が・・・
上映後には『終着の場所』の常盤司郎監督、および『SWAN SONG』の落合賢監督が登壇し、トークセッションを実施しました。

『終着の場所』のラストシーンについて、常盤監督が客席に「このあと二人の関係はうまくいくと思いますか?」という質問を投げかけると、お客さんの意見は半々に。すると常盤監督は「皆さんのこういう反応が、『終着の場所』で目指したところなんです。それぞれの恋愛観で、エンディングに想像を膨らませてほしいと思います。」と仰っていました。

出演者の町田啓太さんも、町田さんなりのエンディングの解釈を持って演技していたそうですが、その解釈についてはあえて明かしませんでした。ただ町田さんは「ちゃんとこの人を抱きしめたい、そういう衝動を感じながら演じていた。」ということです。

続いて『SWAN SONG』の落合賢監督が登壇。この作品は「世紀末のデート」や「地球の終わりのデート」を想像して描いたということですが、実は「もしこれが平常時のラブストーリーだったら」という裏設定もあったということをお話頂きました。裏設定だと、二人はバーで一目ぼれをし、デパートでお買い物をしたり、スノボにいったり、最終的には彼女のご両親と面会したり、結婚指輪を渡す・・・といった、二人で共に歩んでいくストーリーが用意されていたそうです。

そしてトークセッションの最後に映画祭から、6月25日が誕生日の常盤監督にサプライズバースデープレゼントがありました。壇上でお客様と一緒に、常盤監督の誕生日をお祝いしました。

本映画祭の最終回である15:40-17:30には、「アカデミー賞プログラム」を上映しました。第89回(2017)米国アカデミー賞短編実写部門受賞、SSFF & ASIA 2016 グランプリである『合唱(Sing)』をはじめ、珠玉の4作品を上映。

上映終了後にはMCのJohnさんの呼びかけにより、映画祭のボランティアやスタッフが客席の後ろに集まり、お客様と共に写真撮影を行いました。

今年は多くの皆様にご来場を頂き、誠にありがとうございました。本映画祭は来年でいよいよ20周年を迎えます。来年もぜひ、引き続き暖かいご支援と、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

(映画祭スタッフT.O)

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