Column & Interviewコラム&インタビュー 詳細
【インタビュー】台湾で開催される国際映画祭!高雄映画祭の魅力に迫る!
SSFF & ASIA と台湾の高雄映画祭(KFF)はショートフィルムの交換上映、制作、コンテンツ開発を共同で行っていく目的で、パートナーシップを結んでいます。
2010年よりSSFF & ASIA の「ジャパンプログラム」を高雄映画祭で上映するとともに、2011年のSSFF & ASIAから台湾のショートフィルムを日本に紹介する「高雄プログラム」を毎年上映しています。
今回は高雄映画祭のウェイチューさんに高雄映画祭について聞きました!
Q1. 高雄映画祭とは?目的や歴史、特徴的なプログラムについて教えてください。
A.1
高雄映画祭(KFF)は2001年に始まりました。KFFは台湾南部で最も大きな国際映画祭で、高雄フィルムアーカイブ(行政法人高雄市電影館)によって年に1回開催されています。KFFは市の映画祭として誕生し、ファンタスティックな映画のセレクションで知られるようになりました。
2011年よりKFFは映画を通して市の国際的な認知度の向上に注力しています。そのため、KFFは国際的なショートフィルムのコンペティションを開催することになりました。近年のKFFの作品選定はコンペティション以外の特集上映、ショートフィルムの特集上映、並びにショートフィルムの国際コンペティションに主に焦点を当てています。
Q.2 今回のSSFF & ASIA 2017 での高雄プログラムの特徴は?どの映画がオススメでしょうか?
A.2
このプログラムでは現代の台湾人家族の複数の側面を見ることができます。台湾の社会構造がいかに大きな影響を家族関係に与えてきたのか、若い監督たちは彼らの観察を映画でシェアしています。『アーニー』は正確には家族の話ではありませんが、この映画は移民のコミュニティに焦点を当て、台湾社会における彼らの辛い暮らしを描いています。この映画は私たち台湾の人々に、台湾社会は異なるエスニックグループの文化的な交流によって成り立っていることを教えてくれます。そして、「違い」という言葉のもつ本当の意味について、私たちに教えてくれます。
Q.3 日本の観客へのメッセージをお願いします。
Q3. 映画をどうぞ楽しんで観てください。そして、台湾社会についてのイメージを、日本の方々に持っていただけましたら幸いです。
(協力:高雄電影節 | 高雄市電影館 史惟筑)
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